H24年1月号 おしゃべり通信

H24年1月号 おしゃべり通信

冬の乾燥と予防対策

寒さも本格的になる1月~2月の時期、冷たい北風が吹く季節になり体がムズムズして背中やお腹のあたりがかゆくなったりしませんか?

乾燥した空気の中では風邪やインフルエンザウイルスに感染する原因にもなっています。

1.乾燥からのかゆみ  空気が乾燥し寒さのために、皮膚の血行が悪くなり皮脂の分泌が少なくなります。

また、部屋の中でも暖房器具を使うため肌は常に乾燥の環境の中にさらされています。

「水分」と「油分」のバランスがとれ、外部からの異物が侵入するのを防ぐバリア機能が乾燥で失われてしまうと、カサカサしてかゆみとなっていきます。

《かゆみ予防対策》

・部屋は適度な温度と湿度を保ちましょう  暖房器具の影響で部屋は常に乾燥気味になりますので、加湿を心がけましょう

・寒くなると、ゆっくりお風呂に入って温まりたいところですが、熱いお湯に入ると皮脂が取れやすくなってしまいます。また、肌を洗う時は石鹸やタオルを使って“ゴシゴシ”洗うのではなく、泡を上手に使って撫でるように洗いましょう。

2.ウイルス対策 乾燥すると、喉や鼻の粘膜が傷みやすくなり、そこから病原体が体内に侵入し、感染が起こります。通常の呼吸は「鼻呼吸」を行ってますが、鼻が詰まっていたり鼻呼吸が苦手な方は口からも呼吸してしまいます。「口呼吸」すると直接乾いた空気が喉に入り乾かしてしまいます。

《予防対策》

・マスクを使用する事によって、自分の呼吸が加湿の役目をしてくれます。乾燥しないように気をつけましょう。

・手洗い、うがいも対策の1つです。接触による感染予防、喉についたウイルスを洗い流し、乾燥を防いでくれます。

参考文献:アイチケット広場記事より

文責:松山弥生

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発熱したお子さんを見守るポイント インフルエンザにかかり、自宅で療養する時はお子さんを一人にせず、次のような症状に気を付けて定期的に状態を見守る様にしましょう

●意識障害

視線が合わない。呼びかけに答えない

●呼吸困難

呼吸がはやくて、息苦しそう

●脱水症状

水分がとれず、おしっこが出ない

※こんな症状を認めたら医療機関を受診しましょう

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