H24年8月号 おしゃべり通信

H24年8月号 おしゃべり通信

保育園保健の必要性②

保育園の質は、子供の発育・発達を密接に結びついていると言わざるをえない。

公私立を問わず、知育の前に、保育を考える組織であってほしい。

家庭保育で子供が得ていたものすべてをそれ以上に与えてほしい。

家庭が子供の心の基地であることに変わりがないことを、保護者にしっかり思い出させながら、保育の連続性を保ってほしい。

一方、保育園児の病院へ通う頻度は家庭保育児の3倍になってから久しい。政府もそれを知っているから、病児保育だの、看護師を保育園に配置だの、小手先で画策しようとしているが、幼児教育の何たるかも勉強していない看護師を配置して一体なんの役に立つ?

厳しい言い方かもしれないが、いないよりまし、いたら、管理者の責任逃れができる、くらいのもんじゃ?としか思えない。

増してや、医師だって戸惑っている発達障害児の療育の何を学んでくれているだろう。相当努力してくれなくちゃ、これにも役にはたたんでしょ?居ればいいってもんじゃないのよね・・・。

学校にはPTAという保護者組織があり、保護者の意見を公式に学校と話し合う素地がある。また学校保健法という法律があって、学校保健会という全国組織もある。

幼稚園は実は文部省管轄だから、学校保健法が適応されているが、PTAはない。残念ながら福祉行政であった保育園には両方とも存在しない。

これらの組織は学校がよりよく運営される為の協力機関である。

幼い子供を預かると決めた以上、こういう組織は学校よりも、もっと緻密な形で、必要なのではないか。 学校保健にも色々問題はあり、既にある制度を改革するのは難しいが、ないなら一から作ればよい。

そのほうが簡単なはずだ。

そしてそこには、今の学校の教育委員会と一連の行動が取れ、子供の生涯にわたってよりよい環境作りを考えられる、ある種の専門教育を受けた人材が、常時、見守ってくれるような、優しい体制が必要だと思う。 (H24/6/26 S.URATA M.D.)

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夏休み 子どもの防犯

子ども達も夏休みに入り、朝から夕方まで夢中になって遊んでいる姿も目にします。

日が長くなり、夕方になってもまだ明るいと子どもは「まだ遊べる」と思ってしまします。夏場の注意点を再確認しましょう。

★約束をきちんと守れていますか 《保護者が子どものお出かけ前に確認したい3つのポイント》

①誰と遊ぶのか ②どこで何をするのか ③何時に帰るか

日没時間が遅くなると、特に③の帰宅時間がルーズになりがちです。

保護者も「まだ明るいから・・・」とのんびり構えてしまいがちになるのですが、【子どもを狙った犯罪は、夕方6時までに多く発生】しています。この時期だからこそ改めて遊びに行くときのルールを守る事を話し合いましょう

★よく行く場所や交友関係を知っておきましょう

時には時間を忘れて遊んでしまう事もあるかもしれません。「まだ帰ってこない!」という時にもあわてない為には、普段から把握しておく事が大切です 夕方になると定時チャイムや音楽を流している地域が多いので、それを合図に帰宅するように伝えたり、腕時計を持たせるのも良い勉強になるかもしれません。

地域ぐるみで声掛けを行っていく事で子どもの安全を守っていきましょう。

参考文献:あんしん子育て応援サイト

セコム内記事

文責:松山弥生