H25年1月号 おしゃべり通信

H25年1月号 おしゃべり通信

子どもに『逆効果』になる叱り方!?

人を叱る事はすごくエネルギーのいる事です。

でも我が子が危険な事をしたり、あるいはひとを傷つける行為に及んだりする場合には、親としては“毅然とした態度”で叱らなければなりません。

一方「どうして言う事を聞いてくれないのだろう・・・」という悩みも出てきます。

今回、「逆効果」になる叱り方4パターンを紹介していきます。

1.真剣に叱っていない

始終ガミガミ言っているのに、子どもの言動や態度がちっとも改善されない事はありませんか?

自分では「いつも真剣」と思っているけど、ただ怒鳴って怒りの感情をぶつけているだけになってはいませんか?

普段は優しく接し、ここぞという時には、場面や場所を変えるなど、きちんと子どもと向き合い、顔つき・声のトーン等でいつもと違う空気を感じさせるというメリハリをつけましょう

2.前言撤回する

厳しく叱った事が心に響くと、目に涙を浮かべたり、緊張で全身強ばらせたりした子どもの変化を見て「お母さん言い過ぎた、ごめんね」と態度を軟化させてしまう事はありませんか?

子どもにしてみれば「だったら、なんでそんなに怒ったの」と理不尽な思いをしている事でしょう。

“叱る時は叱る”と、態度を一貫させましょう。

下手に子どもに気に入られようとして途中から融和的な態度をとるより、「お母さんの話をしっかり聞いてくれて、偉かったね」と褒めてあげましょう。

3.脅迫形で叱る

つい「いつまでもゲームしてるんだったら、夕飯抜き!」や「言う事聞かないんだったら、よその子どもになる?」など言っていませんか?

子どもは、はじめのうちは淡々と言う事を聞いてくれますが、そのうち守らなくても内容が実行に移されない事を学習します。

そうすると「どうせ口だけ」となってしまいます。

4.叱るだけで褒めない

子どもは、叱られて「しまった!」と思ったら、きちんと改善しようとします。

ところが、せっかく頑張ったのに親が知らん顔をしているとがっかりしてしまいます。

態度や言動に少しでも良い変化が見られたら、できるようになった事を褒めましょう。

第三者が「あなたの事を褒めていた」ので、お母さんは「嬉しかった」「自慢だった」と嬉しい気持ちを伝えましょう。

 

参考文献:「小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと」内記事 文責:松山弥生 ******************************************************

インフルエンザ

お子さんを見守るポイント 自宅で療養する時はお子さんを一人にせず、次のような症状に気を付けて定期的に状態を見守る様にしましょう

●意識障害 視線が合わない。呼びかけに答えない

●呼吸困難 呼吸がはやくて、息苦しそう

●脱水症状 水分がとれず、おしっこが出ない

※こんな症状を認めたら医療機関を受診しましょう

~インフルエンザ予防接種情報~

高齢者の方(65歳以上の方)と乳幼児の方(小学校就学前の方)で、玉名市と委託契約した医療機関で接種希望の場合は、平成25年1月31日まで接種が可能です。(ただし、医師が必要と認めた場合は、平成25年2月28日木曜日まで)

※接種を希望される場合、母子手帳を持参してください。

参照:玉名市ホームページ